こんにちは 美容師歴10年現役美容室オーナー あひる(@haircare_blog)です。
- 美容師と理容師の違いは何?
- なぜ資格が分かれているの?
- 美容師と理容師の資格は併用できる?
このような疑問を持たれている方に向けた記事をご用意いたしました。
私自身も美容師の仕事に就くまでは同じような仕事内容だと思っていました。
しかし実際には2つの資格は全くの別物です。
特にどちらの資格を取得しようか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
美容師と理容師の違いは何?
美容師は「パーマネントウエーブ、結髪、化粧などの方法により、容姿を美しくすること」と美容師法(第2条第1項)に記載されています。
理容師は「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること」と理容師法(第1条の2第1項)と記載されています。
-引用元:厚生労働省HP
わかりやすく解説をして行きます。
美容師にできること
美容師は髪の毛を通して女性を美しくすることが求められます。
カットやヘアカラー、パーマなどを持ちてヘアスタイルを整えること。
また着付けやネイル、まつ毛エクステなども美容師特有の仕事と言えます。
理容師にできること
理容師は主に男性の髪の毛を整えることが求められます。
特に顔そりは理容師特有の仕事で最近では女性の顔そりも注目されており、美容的な一面も持ち合わせるようになりました。
美容師と理容師の資格は全くの別物
これらのように理容師と美容師は施術の目的が違います。
そのため資格試験や専門学校で教わる内容も全く別のものになります。
国家試験の内容もヘアカットの項目は共通しているものの、美容師はパーマかヘアセット、理容師は顔そりと試験内容も変わってきます。
ただ近年では男性が美容室にまた女性が理容室を利用する機会も増えてきました。
これからの時代は理美容師業界も多様性が求められ、お互いの技術への理解を深めて行くことも重要なのではないでしょうか。
美容師と理容師のどちらの免許を取るべき?
自分のなりたいスタイリスト像に合わせてどちらの資格を取得するかを考えてみてください。
どうしてもどちらの資格も取得したいという方は別途学校に通う期間は伸びますが理容師免許と美容師免許のどちらも取得することも可能です。